中国語発音ピンイン【メモ】

メモ

中国語は発音が命。

文法は単語がどんなにスラスラ出てきても、発音が上手く出来てなかったら全く伝わらない。

何よりも先にまずはピンインを練習する。

中国人も最初から漢字が読めるわけではなく、ピンインからスタートする。

ピンインとは?

ピンインとは?
  • 中国語普通話の発音記号のこと
  • 日本語に例えると漢字のフリガナのようなイメージ
  • 声調・母音・子音の3つから成り立つ

中国語は基本的に漢字1つに対し、発音が1つ割り当てられている。
(例外あり)

ピンインの構成要素

声調

声調は、単語の意味を区別するための音の高低のこと。

音の高低によって意味が変わってくる。
(日本語の「箸・橋」のような感じ)

声調の種類は全部で4種類。

+声調がない「軽声」。

青丸が軽声。(ma)

  • 第1声(mā):とにかく高く平らに
  • 第2声(má):低いところから高いところに音を一気に引き上げる(はてなマークがつくイメージ、相手に「え?」と聞き返す感じ)
  • 第3声(mǎ):音をしっかり下げて、最後少しだけ上げる(がっかりした時の「あ~ぁ」のようなイメージ)
  • 第4声(mà):上から下に一気に音を下ろす(福原愛ちゃんのサーブのようなイメージ)

【声調を覚えるコツ】
・漢字の上に声調符号だけつける。
・とにかく耳で覚える(教科書などの文字だけで覚えない)

母音

日本語の母音は「a,i,u,e,o」だけだが、中国語の母音は全部で36個。

中国語母音
  • 単母音:7個
  • 複合母音:13個
  • 鼻母音:16個

口を大きく使って大げさに発音するくらいがちょうどいい。

単母音

単母音は全部で7個。

(a, o, e, i, u, ü, er)

単母音
  • a:日本語の「あ」と同じ感じ。口を大きく開く。
  • o:口先を丸めて「お」と発音。
  • e:日本語に無い発音。口を左右に開いて「え」の形にする。そのまま喉の奥から「ぅおー」と声を出す。うがいするときの音。
  • i:口を大きく横に広げて「い」と発音。
  • u:日本語の「う」よりも口をさらに突き出して発音。
  • ü:口先をとがらせて「う」の形にしたまま「い」と発音。
  • er:「e」の音を出しながら舌を巻き上げる。

とにかく日本語よりも口の形を意識して発音する。

複合母音

複合母音は全部で13種類。

単母音が2つ以上組み合わさって出来た母音のこと。

2つ組み合わされた「二重母音」と3つ組み合わされた「三重母音」がある。

複合母音
aieiえいaoou
ia(ya)ie(ye)いえua(wa)uo(wo)üe(yue)
iao(yao)iou(you)(iu)uai(wai)uei(wei)(ui)

「ei, ie」は「e」が付くが、日本語の「え」の発音でOK。

「えい、いえ」のようになる。

「üe」は中国語の「e」の発音をくっつける。

「子音 + üe」の時は「ü」の表記が「u」になるが、発音は「ü」なので注意。

例)确què(実際にはü)

「子音 + iou」の時は「o」の表記が省略されるが、発音は「iou」なので注意。

例)球qiú(実際にはqioú)
例)修xiū(実際にはxioū)

「子音 + uei」の時は「e」の表記が省略されるが、発音は「uei」なので注意。

例)会huì(実際にはhueì)
例)水shuǐ(実際にはshueǐ)

鼻母音

鼻母音は全部で16種類。

「-n型」と「-ng型」に分かれる。

鼻母音(-n型)
anアエンenin(yin)ian(yan)イエン
uan(wan)uen(wen)(un)ün(yun)ユインüan(yuan)ユイエン
鼻母音(-ng型)
angアンenging(ying)iang(yang)イアン
uang(wang)ueng(weng)ongiong(yong)

「n型」は母音を発音した後、舌先を上の歯の裏に当てつけるように発音する。

日本語の「案内」の「ん」のイメージ。

「ng型」は母音を発音した後、口は開いたまま舌先をどこにもつけずに鼻から息を抜くように発音する。

日本語の「案外」の「ん」のイメージ。

また、「n型」は発音終わりに口が閉じ気味なのに対し、「ng型」は口が開いたままになっていることが多い。

「n型」は口を左右に引いて発音。舌先を前歯の裏に付けて終わると良い。

「ng型」は口を上下に開いて発音。「ん~」を少し長めに発音すると良い。

鼻母音発音
  • an:日本語の「アエン」を少し濁らせる感じ。
  • ang:日本語の「アン」を意識して発音。
  • en:「e」と「n」でそのまま。
  • eng:「e」と「ng」でそのまま。鼻にかかったような発音で「ん~」を長めにすると良い。
  • ian:日本語の「イエン」と発音。
  • iang:日本語の「イアン」と発音。
  • uan:「an」に「u」を付けて発音。「n」で終わるので、口を左右に引いて終わらせる。
  • uang:「ang」に「u」を付けて発音。「ng」で終わるので、口を上下に引いて終わらせる。
  • uen:「en」に「u」を付けて発音。表記される時は「un」なので注意。
  • ueng:「en」に「u」を付けて発音。
  • ün:日本語の「ユイン」に近い発音。
  • ong:そのまま発音すればOK。
  • üan:「う」の口で「い」を発音する音からスタートさせる。日本語の「ユイエン」を少し濁らせる感じ。
  • iong:そのまま発音すればOK。

子音

中国語の子音は21種類。

日本語の「か ka」の「k」の部分。

単独では発音しないので、単母音と組み合わせて発音する。

発音するときの口は、最後の母音の形に合わせると上手く発音できる。

中国語の子音
無気音有気音
唇音b(a)p(a)m(a)f(a)
舌尖音d(a)t(a)n(a)l(a)
舌根音g(u)k(u)h(u)
舌面音j(i)じq(i)ちx(i)し
舌歯音z(i)ずc(i)つs(i)す
そり舌音zh(i)ch(i)sh(i)r(i)
子音の種類
  • 唇音:唇を使って発音
  • 舌尖音:舌先を上の歯茎に付けて発音
  • 舌根音:喉を使って発音
  • 舌面音:舌先を下の歯茎に付けたまま発音
  • 舌歯音:舌先を前歯の裏側に押し付けて発音
  • そり舌音:舌を上に巻き上げて発音

口は最後の母音の形に合わせるのが基本だが、そり舌音は口をとがらせるようにする。

子音の種類
  • 無気音:息を押さえて出す音
  • 有気音:息を強く吐き出す音

無気温は子音の音もしっかり発音する。

有気音は「子音の音は空気の音」、「母音の音はしっかり発音する」。

空気の破裂音で子音を発音した後に母音がくっついて発音されるイメージ。

唇音のコツ
  • b(o):唇を閉じた状態から勢いよく口を開いて、息を抑え気味で出す
  • p(o):唇を閉じた状態から勢いよく口を開いて、パっと強く息を吐き出す
  • m(o):唇を閉じた状態から、鼻にかけてゆっくり息を吐く
  • f(o):前歯で下唇を軽く噛むようにして出す
舌尖音のコツ
  • d(e):舌先を上の歯茎に付けて、発音するときは離す
  • t(e):舌先を上の歯茎に付けて、パッと強く息を吐き出す
  • n(e):舌先を上の歯茎に付けて、鼻から息を出す
  • l(e):舌先を上の歯茎に付けて息が舌の両側から出るようにする
舌根音のコツ
  • g(u):喉の奥から息を抑え気味で出す
  • k(u):喉の奥からパッと息を強く出す(喉を擦らせる)
  • h(u):息を吐く感じで喉の奥から出す(喉を擦らせる)
舌面音のコツ
  • j(i):舌先を下の歯茎に付けたまま息を抑えて出す
  • q(i):舌先を下の歯茎に付けたまま息を強く出す
  • x(i):舌先を下の歯茎に付けたまま日本語の「し」の発音で出す
舌歯音のコツ
  • z(i):唇を左右に少し引き、舌先を前歯の裏側に押し付けて息を抑えて「ず」と出す
  • c(i):唇を左右に少し引き、舌先を前歯の裏側に押し付けて息を吐きながら「つ」と出す
  • s(i):唇を左右に少し引き、舌先を前歯の裏側に押し付けて「す」と出す
そり舌音のコツ
  • zh(i):舌を上の歯茎に向かってそり上げたまま、息を抑えて出す
  • ch(i):舌を上の歯茎に向かってそり上げたまま、息を強く出す
  • sh(i):舌を上の歯茎に向かってそり上げたまま、「し」と発音する
  • r(i):舌を上の歯茎に向かってそり上げたまま、「り」と発音する

「j(i)じ」「q(i)ち」「x(i)し」

「z(i)ず」「c(i)つ」「s(i)す」

これらの音は日本語と一緒に覚えると良い。

ただ、口の形は母音の音に合わせるので、(i)の場合は横に開いて発音する。

「zh(i)」は「z(i)ず」の音に巻き舌を加える。口はとがらせる。

「r(i)」は、日本語の「り」に巻き舌を加える。口はとがらせる。

ピンインのルール

ピンインのルールまとめ。

複合母音は声調を付ける優先度がある。

「a」→「o/e」→「i/u」の順

例)
mao→mão(aに声調符号をつける)

「o」と「e」は一緒に存在しないので、優先順位を付ける必要はない。
「i」と「u」は「iu」または「ui」になるので、後ろの母音に声調を付ける。

例)
hui→huí(後ろのiに付ける)
jiu→jiǔ(後ろのuに付ける)

以下3つの記号が頭文字になるとき、発音は変わらないが表記が変わる。

「i」→「y」
「u」→「w」
「ü」→「yu」

例)
一(yī)
五(wǔ)
元(yuán)

「j」「q」「x」の後には「u」を置くことは出来ない。
「ü」を置くことは出来るが、「u」と表記される。

ju→発音は「jü」
qu→発音は「qü」
xu→発音は「xü」

真ん中の「o」「e」が省略されて表記される。

例)
酒jiǔ(iou)
水shǔi(uei)
困kùn(uen)

3声の後に音があるときは、3声を短く低く発音する。

「3声+3声」の時は「2声+3声」に変わる。

「3声+軽声」の時は「軽声」が少し上に行くイメージ。(3声を短く低くは変わらない)

自分メモ

鼻母音の「an」は英語の「a」に近い?

日本語のように発音するのではなく、口の形で発音する。
→息を吐くだけで、後は口と舌の形で音を出す感じ。

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